オリックス・杉本は絞って勝つ　春季Cで6キロ減量　熾烈な外野争いへ「キレが出る感じはあります」

オープン戦   広島4ー2楽天 （ 2024年3月1日    倉敷 ）

オリックス・杉本
Photo By スポニチ

　オリックス・杉本が1日、春季キャンプ期間中に6キロの減量に成功したことを明かした。

　「どうしても12月、1月ってシーズン中に比べたら体重増えちゃうんで。2月はちょっとご飯の量減らして、体のキレを出すために痩せようかと」

　昨年11月に左足首を手術。1年間故障なしで今季を過ごすため、2週間に1回の「チートデイ」を除いて、大好物の白米を我慢した。朝食、昼食の量も減らすなど徹底。現在の体重は秘密としながらも「体が軽くなった感じはする。キレが出る感じはあります」と、体質改善に手応えをにじませた。

　キャンプでは故障明けながらフルメニューをこなし、実戦3試合に出場して5打数2安打。「手術したところもだんだん良くなってきて、あんまり違和感なくできるようになった。もうちょい時間かかるかなと思ったんですけど、思ったより速く実戦入れたのでよかった」と充実の1カ月を過ごし、シーズンへの準備を完了させた。

　両翼は広島から移籍した西川を始め、新助っ人のトーマス、福田や野口、茶野なども定位置をうかがう激戦区。キレを増した“NEWラオウボディ”で3年ぶりのホームランキングを目指し、まずは3日から始まるオープン戦でシャープに定位置確保を目指す。
　　　（阪井　日向）