阪神・岡田監督 オープン戦4連敗も、門別、茨木の好投を収穫に挙げる 審判の判定には疑問視

[ 2024年3月2日 18:50 ]

オープン戦   阪神2ー3日本ハム ( 2024年3月2日    札幌ドーム )

<日・神>8回、ベンチで苦笑いの阪神・岡田監督(撮影・高橋 茂夫)
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 アレンパを合言葉にシーズン連覇を目指す阪神が、オープン戦とは言え、勝ち運に恵まれない。同点で迎えた8回2死一塁から途中出場のミエセスの失策から一塁走者の生還を許し、4連敗を喫した。岡田監督は高卒2年目の門別、茨木のキャンプからの成長を評価。3日の試合では3番・森下の起用を明言した。以下は一問一答。

 ――門別は判定も辛い中だった。
 「なあ。ボールなん?あれ、審判。なんかお前、高いのとったり、お前、ベンチから見とったら分からへんけどな。入ってるやろ、なあ。構えたところ投げてるのに」

 ――そんな中でもきっちりまとめた。
 「きょうはあんまり。スピードガン見てもあんまり出てなかったもんな。そんな、なあ、(球が)走ってないようには見えへんかったけどな。きっちり投げとったように見えたけど、なんか出てなかったな、数字も。それで、構えたところいっても、ボールボールいうから、ええって思って見とったけど」

 ――監督から見れば投球は上々か。
 「まあ普通やろ。悪い方やったくらいちゃうか。フォアボールも2つも出しとったしな。インコースはボールなんか。全然俺らはわからへんから。まあだから、ストライクっていう審判もおるからなあ。初めて顔を見た審判やったけど、交代言うてもわからへんかった」

 ――門別は戦力として使える。
 「いやいや、戦力として使えるって言うたやんか。だから感覚の問題で投げさせるんやから」

 ――今後は1軍で帯同か。
 「いやいや、だから今後って次パ・リーグって言うたやん。甲子園ではないって昨日かおととい言うたやん、なんでそんなん繰り返すんよ」

 ――しばらくファームの方か。
 「違う、こっち(1軍)やんが、なんでファームで。いやだって、今日投げたらお前、5日6日投げへんやんか。そういうことを言うてんねん」

 ――門別のような投手がいると昨年のローテ投手にプレッシャーにもなる。保険という言い方は適切ではないかもしれないが。
 「いやいや、だから保険というか、だから1年間の戦力って言うてるやんか。だからそれやったら8人9人いるわけやから先発は。だから誰が6人先発、開幕から6人誰になるか分からへんけど、去年でもそうやんか、おーん、伊藤(将)が外れた時に(村上を)そこに入れてな、おーん、そういう形になったわけやから。別におまえ、開幕からのどこで投げるいう問題やなしに、今年1年の先発としての1軍戦力になるって何回も言ってるやんか。開幕の6人に入る入らんはこっちが決めることであって、言う必要はないからな」

 ――村上は中からだった。
 「村上に関しては中もできそうな感じだったからな、門別は若いし先発で育てなあかんのちゃう。先発やろ」

 ――カットプレーで二塁で封じた。
 「うまく出たというか、ホーム投げてもセーフやろ。それだけのことやんか。セーフやったらバッターランナーをアウトにするってことやなあ」

 ――佐藤輝のタッチアップも。
 「いや別に、そらファウルフライはタッチアップやろ。それだけのことやん」

 ――茨木は。
 「キャッチャー代わったら、あれだけ変わるということやんか。見てたら分かるやんか、配球。なあ。何回言うてもあかんよな。ピッチャーが壊れてしまうもんな」

 ――変化球でカウントを悪くした。
 「それでまっすぐヒットばっかりやろ」

 ――投球自体は良かったが。
 「うん、きょう良かったよ。こないだのブルペン、甲子園では全然やったからなあ。きょうはいきなり146とか147とか出たから、アレっと思ったよ」

 ――6回は右打者の内角を攻めた。
 「おお、6回良かったよ。キャッチャーが代わってどうかなと思って見とってん」

 ――3番・前川、6番・森下の並びは。
 「ちゃうちゃう、きょうはフル出場だから6番。あした3番にするよ。ただそれだけや。打順なんて今で決めてないって。あしたは中野と森下は早く帰るから2打席で代えるよ」

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