広島・森下　チェンジアップに手応え!　マエケン伝授の新球で空振り奪い「いいところから落ちた」

オープン戦   広島4ー2楽天 （ 2024年3月1日    倉敷 ）

＜楽・広＞力投する広島・森下　（撮影・奥　調）
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　広島・森下が今春初実戦で上々のスタートを切った。楽天戦に先発して3回を2安打零封。プロ5年目で初体験だった地方球場のマウンドに制球が安定せず「今日は全然良くなかった」と自己評価は辛めでも、確かな収穫を手にした。

　自主トレを共にしたタイガース・前田から伝授された新球チェンジアップ。初回2死で低めに落として辰己を空振り三振に斬り、「空振りが取れたのでストレート軌道で行っているのかなと思う。いいところから落ちた。これを増やしていけたら」とうなずいた。

　緩急を操る従来型チェンジアップとは軌道が違い、決め球になり得る。「まだ1試合目。しっかり修正して次につなげられたら」。6、7日には侍ジャパン強化試合を控え、新井監督は「ナイスピッチング。何も問題ないでしょ」と目を細めていた。