44歳のヤクルト・石川 山本昌氏の金言で開幕投手だ!「憧れの先輩に追いつき追い越せるように」

[ 2024年2月4日 05:30 ]

ブルペン投球する石川(撮影・尾崎 有希)
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 球界最年長の44歳のヤクルト・石川が憧れのレジェンドから金言を授かった。早くも今キャンプ2度目のブルペン入り。直球にカーブ、シンカーを交え40球を投げ込み、投球後には視察に訪れた山本昌氏から「どんどん(自分の)記録を抜いてくれ」と激励された。

 「僕は44歳だけど年齢を重ねてどこを気をつけているのか。いろいろお話をしてくださった」と石川。中日で50歳まで現役を続け通算219勝の同氏を常にお手本にしてきた。この日は主に(1)「年齢とともに重心が上がって球が浮いてくるので、極力重心を下げるように」、(2)「体力や肩の強さは50歳までこれ以上は落ちないから大丈夫」、(3)「調子が良いときは早めに追い込んで勝負して、5回で60球ぐらいを目指せ」という3つのアドバイスを受け「憧れの先輩に追いつき追い越せるように」と目を輝かせた。

 悲願の通算200勝まで残り15勝としているが、当面の目標は4年ぶりの開幕投手で「若手にぎゃふんと言わせたい」と力を込める。23年目。モチベーションは誰よりも高い。(重光 晋太郎)

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