大谷翔平参加「ドジャーフェスタ」スタート! 登場前からファン興奮「間違いなくワールドシリーズに出る」

[ 2024年2月4日 04:44 ]

「ドジャーフェスト2024」でファンに開放されたドジャースタジアム(撮影・笹田 幸嗣通信員)
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 ドジャースの大谷翔平投手(29)が参加するファン感謝イベント「ドジャーフェスタ2024」が3日(日本時間4日)、ドジャースタジアムでスタートした。

 球場内には大谷のレプリカユニホームを身に着けた多数のファンが芝生の感触などを楽しみ、グッズショップにも列を作った。ヤードセールではMVPを獲得した2021年のサインボールが1万4995ドル(約222万円)の値を付けるなど人気に。メジャー1号本塁打を放った際の写真にサインを入れたものも4950ドル(約73万3000円)で出品。収益は慈善団体へと寄付される。

 大谷への期待の声は高まるばかりだ。大谷のユニホームをまとった男性ファンは「今日はオオタニを見に来た。ドジャースタジアムで初めての姿を見られることを楽しみにしている」と興奮気味。女性ファンも「ショーヘイが来てくれたんだから、ドジャースは間違いなくワールドシリーズに出る。ワールドシリーズで勝つことを期待しています」と笑顔だった。

 イベントでは初めて「ドジャーフェスタ・ステージショー」が企画された。90分間のショーに、大谷はじめ、フレディー・フリーマン、ムーキー・ベッツなどのスター選手、さらにデーブ・ロバーツ監督らも登場するとあって、入場券の人気は上昇。今年初めて有料になったにも関わらず、10ドル(約1450円)のチケットは3万5000枚が完売した。

 ドジャースへの注目度が表れた形だ。ド軍は今オフ、プロスポーツ史上最高総額となる10年総額7億ドル(約1022億円)で大谷を、大リーグの投手史上最長、最高総額の12年3億2500万ドル(約458億円)で山本由伸を獲得。17年から3年連続2桁勝利を記録した左腕、ジェームズ・パクストン、昨季キャリア初の2桁10勝をマークしたタイラー・グラスノー、さらに通算159本塁打の外野手、テオスカー・ヘルナンデスなど次々と補強を敢行。4年ぶり8度目のワールドチャンピオンに向け、球団として総力を挙げている。

 昨季の1試合平均観客数は4万7371人。ホーム81試合で383万7079人の観客動員を記録した。今季は球団史で初めて400万人の大台を目指す。ドジャースにとっては人気、実力とも頂点を狙う2024年になる。

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