パドレス新守護神は?松井裕樹、スアレス、ペラルタ…新指揮官「多くの素晴らしい候補者がいる」

[ 2024年2月4日 11:44 ]

パドレスに加入した松井裕樹
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 パドレスで今季から指揮を執るマイク・シルト監督が守護神について言及。米メディアが3日(日本時間4日)、報じた。

 シルト監督がパドレスの地元紙「ザ・サンディエゴ・ユニオン・トリビューン」のインタビューに応じ、新守護神に言及した。パ軍は昨季33セーブを記録した抑えのジョシュ・ヘイダーがアストロズに移籍。守護神不在の状況となった。

 新たな候補について新指揮官は「良いニュースは、多くの素晴らしい候補者がいること」とし「スアレスはそこ(抑え)をこなすだけの素質とメンタリティを持っている。松井は長年、日本でやってきている」とソフトバンク、阪神でプレーしたロベルト・スアレス、楽天から移籍した松井裕樹の名前を挙げた。
 
 さらに、ヤンキースからFAとなった左腕ワンディ・ペラルタが加入したことにも触れ「絶対的な答えを言うつもりはない。日によっては、対戦相手によっては、誰が登板可能かによって、誰もが登板する可能性もあるからだ」と現時点では守護神を決めない方針を語った。

 続けて「本当に最高のブルペンとは、複数の状況で投球できる複数の選手がいることだ。だから(2月上旬には)1人とは言い難い」とキャンプが始まる前の時点で固定はできないとした。

 ただ、注目すべき点として、韓国プロ野球LGから移籍したコ・ウソクの名前を挙げなかったこととし、KBO屈指のクローザーが守護神候補に入らなかったと驚きをにじませた。

 韓国メディア「朝鮮日報」もシルト監督の発言を紹介し、コ・ウソクが「競争を繰り広げなければならない状況になった」とキャンプからアピールしなければいけない立場と伝えた。

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