近藤健介 WBC決勝で生まれた大谷翔平“名言”の裏話明かす「一平さんがトラウトのサインボールを…」

[ 2023年12月29日 22:05 ]

WBC優勝会見に近藤(左)と笑顔で入場する大谷
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 ソフトバンクの近藤健介外野手(30)が29日放送のフジテレビ「ワイドナショー年末ゴールデン生放送SP」(金曜後6・00)に出演。日本代表として世界一に輝いた第5回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)決勝直前で生まれた大谷翔平の「憧れるのをやめましょう」という名言に関する裏話を披露した。

 近藤は米国とのWBC決勝での球場の雰囲気を聞かれ「めちゃめちゃアウェーです。でも準決勝メキシコ戦の方が異様な雰囲気があって、米国戦は僕らも楽しめるような感じだった。でもメキシコ戦は鳴り物だったり、(うるさくて)ベンチいても選手同士の声が聞こえないぐらいだった」と話した。

 そのメキシコ戦では劇的なサヨナラ勝ちを飾ったことで「なんか雰囲気的に優勝するのかなと」と決勝戦を前に感じたことを告白。番組MCの東野幸治から「近藤選手はメキシコ戦勝つまでは優勝するとはあまり考えてなかった?」と質問が飛ぶと、「そうですね。本当に目の前の試合に必死で…知ってる選手、それこそ憧れのメジャーリーガーばかりだったので」と答えた。

 そして決勝戦と言えば、大谷がプレーボール前のロッカールームで「憧れるのをやめましょう」とナインを鼓舞した名言が話題に。すると近藤は「まぁあの…これには裏話がありまして、トラウト選手のサインが欲しい選手がいて、大谷選手の通訳の一平さんにもらってきて欲しいみたいなことに。そしたら一平さんが気を遣ってくださって、2ダースぐらいのサインボールをもらってきてくれたんです。それを配っているのを見て翔平はたぶん…試合前だったので」と明かすと、東野も「そういうことなの!?」と驚きの声。

 続けて近藤は「その前の選手同士の色んな会話とか、そういうのを全部ひっくるめて…」と試合前の雰囲気が大谷の名言に影響したと言及。大谷言葉で空気がガラッと変わったのか?と問われると「そうですね。言われてハッとなったというか、これから試合するぞ!って感じになりましたね」とコメント。そのサインボールについては「(僕も)もらいましたよ。ちなみに栗山監督ももらってます」と話し、スタジオの笑いを誘った。

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