「熱男」松田宣浩氏　来年からスポニチ本紙評論家に就任　独自の視点交え「自分らしく」

松田宣浩氏
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　ソフトバンクで一時代を築き、巨人に所属した今季限りで現役を引退した松田宣浩氏（40）が24年からスポーツニッポン新聞社の野球評論家に就任する。2月1日の春季キャンプから本格始動の予定。「人とは違うじゃないけど自分らしくナイスバッティング、ナイスピッチングだけではない部分を探して伝えられたらと思います」と所信を語った。

　プロ18年間で301本塁打を放つなど通算1832安打で、三塁でゴールデングラブ賞は史上最多の8度も受賞したが、代名詞の「熱男」パフォーマンスなどプレー以外でもチームをまとめ、ファンには鮮烈な印象を残した。もうすぐ始まる野球人生の第二章。濃密な経験は、必ず評論活動にも生きるはずだ。

　現役時代は「スポニチの1面に載ったる」という思いを胸にプレーしていたという松田氏は「解説では聞いている人、見ている人が分かりやすかったり、楽しかったり、そういうことを伝えたい」と誓う。独特な感性を持ってプレーしていた現役時代と同様、独自の視点も交えながら野球の魅力を伝えていく。