由伸の代理人「ドジャースが勧誘していなければ、ジャイアンツだったかもしれない」

[ 2023年12月29日 02:30 ]

代理人のジョエル・ウルフ氏
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 意外な事実が明らかになった。ドジャースに移籍する山本の代理人のジョエル・ウルフ氏は、交渉過程でジャイアンツが有力候補の一つだったことを明かした。

 「サンフランシスコにも行き、(山本は)とても楽しんだ。彼はサンフランシスコが大阪によく似た美しい街だと思った」

 交渉初期は30球団の半数近くが動いたが、同氏によると最終候補はドジャース以外にメッツ、ヤンキース、ジャイアンツ、フィリーズ、レッドソックスの6球団だったという。

 これまではヤ軍とメ軍のニューヨーク2球団を加えた三つ巴の最終決戦とみられていた。「ドジャースが勧誘していなければ、サンフランシスコだったかもしれない」。大谷の地区ライバルになっていた可能性もあった。

 同氏は現役時代の松井秀喜氏のサポートもしており「ヒデキとイチローは、恐らく同じチームではプレーしないという認識だった。それが日本選手のメンタリティーだった」と指摘。大谷が先に入団した際はその影響を測りかねたというが、「WBCで一緒だったおかげで、大谷と山本は昔からの友人のように打ち解けた」とプラスに働いたと指摘した。

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