巨人・高橋優貴が80日ぶり1軍登板 無安打投球も1失点 木浪に死球、近本にも頭部付近へすっぽ抜け

[ 2023年8月25日 20:41 ]

セ・リーグ   巨人―阪神 ( 2023年8月25日    東京D )

<巨・神>5回途中から登板した高橋 (撮影・西川祐介)
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 2021年にチーム最多の11勝を挙げた巨人の5年目左腕、高橋優貴投手(26)が25日に出場選手登録され、同日の阪神戦(東京D)に2番手として登板。1回2/3を無安打1四球&1死球の1失点(自責0)で降板した。

 リーグ最多タイの11勝目を目指して先発した戸郷が4回1/3で10安打を浴び、まさかの6失点KO。高橋は1―6で迎えた6回1死一塁の場面で2番手としてマウンドに向かった。

 坂本を投ゴロに打ち取ったあと、木浪にスライダーがすっぽ抜けて死球としたが、相手先発右腕・村上を空振り三振に仕留めて無失点。

 イニングまたぎとなった6回は先頭・近本への2球目、139キロ直球がすっぽ抜けて頭部付近を襲い、球場が騒然となる場面も。この近本を四球で塁に出し、二盗と捕手・大城卓の悪送球で三進を許すと、森下の左犠飛で1点失い、この回を投げ切って降板した。

 高橋の投球内容は1回2/3で打者7人に対して32球を投げ、無安打1失点(自責0)。2三振を奪い、与えた四死球は2つ、直球の最速は147キロだった。

 今季は、試合前まで3度の先発を含む4試合に登板し、0勝1敗、防御率6・35。1軍登板は6月6日のオリックス戦(京セラD)に先発して3回途中4安打2失点で敗戦投手となって以来80日ぶりだった。

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