慶応V戦士が会見 清原勝児、今後は「まだ何も決まっていない。人の知恵をいただいて考えたい」

[ 2023年8月25日 15:07 ]

慶応・清原
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 第105回全国高校野球選手権で1916年以来107年ぶりの日本一に輝いた慶応(神奈川)は25日、神奈川・日吉の同校グラウンドで選手20人が取材に応じた。

 歓喜から2日。自由な髪形や選手自身が考えてプレーする「エンジョイベースボール」で頂点に駆け上がった慶応ナインが、仙台育英との決勝戦を含む激闘の19日間を振り返った。

 西武、巨人などで活躍した清原和博氏(56)を父に持つ勝児(2年)は夏の甲子園では無安打に終わったが、初の父子Vを達成。「親子に関してはそこまで実感なくて、このチームで、慶応で日本一を取りたいと思っていたので、親子というよりも、このチームで日本一になれたのがうれしいです」とあらためて思いを語った。和博氏からは「おめでとうという言葉をかけてもらいました」と明かした。

 2年生だが留年しており、今年が最後の夏になった。今後については「まだ正直、頭の整理も何も付いていなくて、まだ何も決まっていないので、いろんな人の知恵をいただいて考えたい」と話すにとどめた。

 前日に凱旋。新大阪からの新幹線は、決勝を戦った仙台育英と同便。新横浜到着後、ナインは後ろの車両に乗っていた仙台育英の選手に手を振って見送った。解散式を行った駅構内では常に警察官が近くを歩く警戒態勢の中で移動。優勝報告会は9月2日に慶大日吉キャンパス内の同校で実施予定となっている。

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