巨人あっさり4位転落 阪神戦18年ぶり2度目の3年連続負け越しも決定 戸郷が6失点KOと大誤算

[ 2023年8月25日 21:19 ]

セ・リーグ   巨人1―8阪神 ( 2023年8月25日    東京D )

<巨・神>5回、戸郷(左)に降板を命じた原監督(撮影・大森 寛明)
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 巨人は25日、優勝マジック点灯中の首位阪神に8失点完敗を喫して連勝が3でストップ。DeNAが勝ったため、23日に浮上したばかりの3位から4位に転落した。

 阪神戦は前回対戦から4連敗。東京ドームでの阪神戦は6月30日の勝利を最後に1分けを挟んで5連敗となり、阪神とのゲーム差は今季最大の13に開いた。

 阪神との今季対戦成績はこれで4勝13敗1分け。2003~05年以来18年ぶり2度目となる3年連続シーズン負け越しも決定している。巨人のシーズン負け越しは今月19日に決定した広島に続いて今季2チーム目。

 リーグ最多タイとなる11勝目を目指した戸郷が3回、森下に先制2ランを許すなど10安打を浴びて今季最多6失点。今季最短の4回1/3KOと大誤算だった。

 打線も4月12日の前回対戦(東京D)で7回まで完全投球を許した相手先発右腕・村上の前にこの日も沈黙。

 2点先制された直後の3回に敵失で1点返したが、秋広と岡本和の連続四球で2死満塁とするも坂本が見逃し三振。結局、村上に6回まで9三振を喫してわずか3安打に抑えられ、その後も阪神の島本、岩貞、ブルワーという継投を捉えられなかった。

 ▼戸郷 点数を取られたイニングは良いボールと、甘いボールがはっきりし過ぎて粘り切れなかったです。課題をしっかり修正して次回までに調整したいです。

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