巨人・戸郷ですら猛虎打線の勢いに飲まれる 今季最多6失点&今季最短4回1/3で降板

[ 2023年8月25日 19:53 ]

セ・リーグ   巨人―阪神 ( 2023年8月25日    東京D )

<巨・神>4回1死三塁、坂本に適時打を打たれ頭を抱える戸郷(撮影・大森 寛明)
Photo By スポニチ

 巨人の戸郷翔征投手(23)が阪神戦(東京D)に先発登板。5回途中10安打6失点と打ち込まれて降板し、リーグ最多タイとなる11勝目を逃した。4回1/3での降板は今季最短で、6失点は今季最多。

 0―0で迎えた3回、相手ドラフト1位ルーキー森下に先制の6号2ランを許すと、1―2で迎えた4回にも先頭・佐藤輝の三塁打から坂本の左前適時打でもう1失点。

 5回にも中野、森下の連打のあとで佐藤輝に2点適時二塁打され、ノイジーにも右前適時打されて6失点となると、ここで原辰徳監督(65)がベンチを出て投手交代を告げた。

 戸郷の投球内容は4回1/3で打者24人に対して97球を投げ、10安打6失点。5三振を奪い、与えた四球は1つ、直球の最速は152キロだった。

 阪神と前回対戦した10日(東京D)は2回に左スネ付近へ打球を受けるアクシデントを乗り越えて6回まで4安打無失点と好投したが、近本に痛恨の逆転2ランを被弾して7回途中6安打3失点(自責2)で降板して今季3敗目。

 前回登板した18日の広島戦(マツダ)は味方の守備の乱れもあって6回5安打3失点(自責1)で降板し、5番手右腕の菊地がわずか2球で勝利投手となっていた。

 ▼戸郷 点数を取られたイニングは良いボールと、甘いボールがはっきりし過ぎて粘り切れなかったです。課題をしっかり修正して次回までに調整したいです。

続きを表示

この記事のフォト

「始球式」特集記事

「落合博満」特集記事

2023年8月25日のニュース