上原浩治氏、現役時代に背番号「19」にこだわった理由 田中樹が解説「苦労されたんですよね」

[ 2023年8月21日 20:13 ]

上原浩治氏
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 元巨人エースで、大リーグでも活躍した上原浩治氏(48)が、21日放送のテレビ朝日系「帰れマンデー見っけ隊!!」(月曜後7・00)に出演し、自身の“雑草”エピソードを語った。

 この日はお笑いコンビ「タカアンドトシ」や「SixTONES」田中樹、朝日奈央とともに、海なし秘境ですし店を探すロケに参加。野球にうとい朝日に、まずは上原氏のファンだったという田中が「いろんな名場面もリアルタイムで見てきましたし、数々の偉業を成し遂げて日本人初みたいなこともいくつも獲得されている方」と説明した。

 すると上原は「経歴が僕ちょっと変わってるんで」と前置き。「高校もレギュラーじゃなかったし、大学入学も1浪してるんで」と、決してエリートコースを歩んだわけではないことを明かした。しかし、巨人にドラフト1位で入団すると、新人としては最多の15連勝を含む20勝をマークで最多勝を獲得した。大リーグ挑戦後も、レッドソックスで13年に世界一を経験。日本人初のワールドシリーズ胴上げ投手にもなった。

 自身の生き様を象徴する「雑草魂」は、1999年の新語・流行語大賞の年間大賞に選ばれた。田中が「苦労された19歳だったんですよね。(その気持ちを忘れないように)19番を背負ってる」と熱弁すると、朝日が「どっちが上原さん?」と笑っていた。田中の博識ぶりに、上原氏は「めっちゃうれしい。すごく分かってくれている」と感激し、笑顔で田中の肩をたたいていた。

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