“無敵の中川圭”蘇らせた能見篤史氏の一言 3連覇狙うオリックスを陰ながらサポートしていた

[ 2023年8月21日 20:08 ]

スポニチ評論家・能見篤史氏
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 スポーツニッポン評論家でもある能見篤史氏(44)が、21日に放送されたMBSの情報番組「よんチャンTV」(月~金曜後3・40)に出演。3連覇を目指すオリックスを“陰ながら”サポートしていたことを明かした。

 番組では、今週の阪神、オリックスを特集。どちらも2位に大差を付けている現状で、阪神に続いて、いよいよオリックスも優勝マジック点灯が近づいてきた。そんな中、番組では能見氏が中川圭太外野手(27)に対して、助言を送っていたことが話題となった。

 「無敵の中川」などの愛称で親しまれる中川圭だが、一時期打撃が下降線だったものの、19日の日本ハム戦では11号弾。12日の同戦ではサヨナラ安打と打棒が戻ってきた。

 中川圭への助言について、能見氏は「アドバイス」というほどのものではないと語りつつも、「ちょっと悪くなった時、投手から見ると、“そう悪くなってくれたら、うれしいな”というものが、少し出ていたので、ちょっとこうなってない?という話はしたんです」と説明。投手目線から思うことを話し、中川圭の復調につなげていたという。

 「その時は、本人も気づいていなかったらしいです。ちょっとしたことなんですが」という、まさに金言。投手目線からの一言が、無敵の男を蘇らせるきっかけとなったようだ。中川圭はどんな人か、と問われた能見氏は「爆発的に喜ぶ選手ではなく、相手もリスペクトするし、派手なガッツポーズはしない」などと紹介した。

 そして、今後の注目は、どちらも古巣となる阪神とオリックスのW優勝。それに向けて、同氏は「けが人と。両チームとも投手が良いので、ここがポイントになる」と分析していた。

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