ガーディアンズ　長年の宿敵、引退するタイガースのミゲル・カブレラにギターを贈呈

タイガースの主砲ミゲル・カブレラ（AP）
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　クリーブランド・ガーディアンズが20日（日本時間21日）、本拠地プログレッシブフィールドで今季限りで引退するデトロイト・タイガースの主砲ミゲル・カブレラ（40）にギターをプレゼントした。

　クリーブランドにはロックンロールの殿堂があるが、ギターの表面には「ミギー、最後のシーズン」のロゴ、背番号24、2枚の本人の写真がデコレーションされている。

　前日ガーディアンズの殿堂入りしたマニー・ラミレスと現在の主砲ホセ・ラミレスが、試合前のセレモニーでカブレラにギターを手渡した。カブレラは大喜びで、ファンに向けて高く掲げ、演奏するふりをしながら、自軍のダグアウトに戻っている。

　カブレラはプログレッシブフィールドでは通算126試合に出場、打率・297、26本塁打、89打点だった。ガーディアンズのクリス・アントネッティ編成本部長は「彼と対戦するかと思うと心配で眠れないことが何度もあった。彼が打順にいるのが嫌だった」と振り返っている。

　マニー・ラミレスに続いて、連日のセレモニー。「近年、メジャーで最高の右打者だった2人の栄誉をこの球場で称えることができて、すごく光栄」と編成本部長。カブレラはプログレッシブフィールドでの最後の試合に「4番・DH」でスタメン出場、第4打席にライトにヒットを放っている。