優勝へ「順調」能見篤史氏が阪神分析 「頼もしすぎる」「隙が無い」鉄壁救援陣がさらに堅固に

[ 2023年8月21日 19:35 ]

スポニチ評論家・能見篤史氏
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 スポーツニッポン評論家でもある能見篤史氏(44)が、21日に放送されたMBSの情報番組「よんチャンTV」(月~金曜後3・40)に出演。優勝マジックが点灯した阪神に対して“太鼓判を押した”。

 番組では、今週の阪神、オリックスを特集。どちらも2位に大差を付けている現状で、阪神はマジック26が点灯している。能見氏は「順調ですね、本当に。佳境になっている中で、この順位にいるというのは本当に現実味が帯びてきました」と、あと一歩のところまで来ていると評した。

 19日のDeNA戦では青柳が5回1失点で勝利投手。「DeNAに強いというのもありますが、少し力強さが戻ってきています。なので粘りの投球ができるようになります」と青柳の復調気配を解説した。さらに、6回から桐敷、島田、石井、岩崎とつないだ救援陣も絶賛。「石井投手も戻ってきて厚みが増した」と、鉄板がさらに厚くなったと語った。

 その救援陣に対しては「頼もしすぎて、誰が行ってもいい状態。それだけ選手の力量もそうですが、役割をしっかり把握しながら投げているので、隙が無い」と絶賛した。

 通常ならば、夏場は登板が増えて、体力的にも精神的にも疲弊する時期が来る。ところが能見氏は「これだけ投手が出ても、役割を果たしてくれるので、疲れも分散される。投げない日もつくれるので、相乗効果としては最高」と、固定しなくても“勝利の方程式”が機能する現状を「最高」と評した。

 20日の同戦は、伊藤将が完封。「大きいですよ。(2-0なので)一応、抑えは(肩を)つくっているはずですが、それでも試合で投げないし、月曜日と合わせて2日休めたのは大きい」と、投手陣がうまく機能していることを説明していた。

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