【甲子園】清原和博氏の次男・勝児 2の0も「凄い歓声で球場全体に応援していただいていると」

[ 2023年8月19日 11:26 ]

第105回全国高校野球選手権記念大会第12日・準々決勝   慶応―沖縄尚学 ( 2023年8月19日    甲子園 )

<沖縄尚学・慶応>6回、代打で出場し1打席目は投ゴロの慶応・清原(撮影・亀井 直樹)
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 大会第12日の第1試合では、5年ぶり19回目出場の慶応(神奈川)が7―2で、2年ぶり10回目出場の沖縄尚学(沖縄)に勝利。1920年以来103年ぶりの4強入りを果たした。西武、巨人などで活躍した清原和博氏(56)の次男で慶応の勝児(2年)が6回に代打で登場。聖地からは大歓声が沸き起こった。

 2点を追う6回無死の場面で代打で登場。4球目まで、すべて変化球で1球もスイングせずに2ボール2ストライク。5球目の外角直球も見送ってフルカウントとなり、外角低めのスライダーを打って投ゴロに倒れた。この回、2打席目となった2死二塁の打席は三ゴロだった。

 試合後、清原は「ベスト4に入れてよかったです。自分は出塁できなかったんですが、ほかのみんながカバーしてくれた。チーム力が出たと思う」と言い、自身の打席について「凄い歓声で球場全体に応援していただいていると感じました」と話した。そして、「出番があれば、その場面でできることを最大限にしたい。試合を重ねるごとに声援をいただけて、力になっている」と強調。父・和博氏は前日18日に56歳の誕生日を迎えた。103年ぶりの4強進出は1日遅れのプレゼントになったが、「この先も勝ち続けて、優勝することが恩返し。もっと成長して優勝したい」と表情を引き締めていた。

 清原は2年生だが1年留年しているため、これが最後の夏。初戦となった11日の2回戦、北陸(福井)戦は、9-0の7回に代打で登場。1ボール1ストライクからの3球目、真ん中付近の直球を強振し、痛烈な打球が左翼へ飛んだが、左翼手に捕球され結果は惜しくも左飛に終わっていた。16日の3回戦、広陵(広島)戦は出場機会がなかった。

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