【甲子園】清原和博氏 次男・勝児、2の0に「厳しい球ばかりで…次も勝児らしく思い切り、悔いなく」

[ 2023年8月19日 11:12 ]

第105回全国高校野球選手権記念大会第12日・準々決勝   慶応7―2沖縄尚学 ( 2023年8月19日    甲子園 )

<沖縄尚学・慶応義塾> 慶応義塾の勝利を見届けて席を立つ清原氏(撮影・大森 寛明)
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 西武、巨人などで活躍した清原和博氏(56)が19日、次男・勝児(2年)のいる慶応高を応援するため、11日の2回戦、16日の3回戦に続いて甲子園を訪れた。慶応は7―2で勝利し、103年ぶりの4強入りを果たした。

 清原氏は、バックネット裏で試合を観戦した。勝児は、2点を追う6回無死の場面で代打で登場。4球目まで、すべて変化球で1球もスイングせずに2ボール2ストライクとなり、5球目の外角直球も見送ってフルカウント。外角低めのスライダーを打って投ゴロに倒れた。この回、2打席目となった2死二塁の打席は三ゴロだった。

 清原氏は試合後、大会本部を通じて「素晴らしいことですね。今日も大会屈指の投手に対し、6回の集中打は見事でした。ここまできたら慶応の力は本物でしょうし、1戦1戦、強くなっていると感じます。私がPL学園の時代だったら、こういうチームとの対戦は嫌ですね。勝児は厳しい球ばかりで結果は出ませんでしたが、次も勝児らしく、思い切り、悔いのないスイングをしてほしいです」とコメントした。

 初戦となった北陸(福井)戦を観戦した際は、7回に勝児が代打で登場すると拍手し、痛烈な打球が左翼を襲ったものの、左飛になると天を仰いで悔しがった。3回戦の広陵(広島)戦は、勝児は出場しなかったが、慶応が勝利すると拍手を送っていた。神奈川大会も度々、観戦している。

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