【甲子園】清原和博氏の次男・勝児 6回に代打で登場し聖地どよめく 結果は投ゴロ&三ゴロ

[ 2023年8月19日 08:58 ]

第105回全国高校野球選手権記念大会第12日・準々決勝   慶応7―2沖縄尚学 ( 2023年8月19日    甲子園 )

<沖縄尚学・慶応>6回、代打で出場し1打席目は投ゴロの慶応・清原(撮影・亀井 直樹)
Photo By スポニチ

 大会第12日の第1試合では、5年ぶり19回目出場の慶応(神奈川)と、2年ぶり10回目出場沖縄尚学(沖縄)が対戦。西武、巨人などで活躍した清原和博氏(56)の次男で慶応の勝児(2年)が6回に代打で登場。聖地からは大歓声が沸き起こった。試合は慶応が7―2で勝利し、103年ぶりに4強入りした。

 清原は、2点を追う6回無死の場面で代打で登場。4球目まで、すべて変化球で1球もスイングせずに2ボール2ストライク。5球目の外角直球も見送ってフルカウントとなり、外角低めのスライダーを打って投ゴロに倒れた。この回、二回り目となった2死二塁の打席は三ゴロだった。

 試合後、清原は「ベスト4に入れてよかったです。自分は出塁できなかったんですが、ほかのみんながカバーしてくれた。チーム力が出たと思う」と言い、自身の打席について「凄い歓声で球場全体に応援していただいていると感じました」と話した。そして、「出番があれば、その場面でできることを最大限にしたい。試合を重ねるごとに声援をいただけて、力になっている。この先も勝ち続けて、優勝することが恩返し。もっと成長して優勝したい」と表情を引き締めていた。

 清原は2年生だが1年留年しているため、これが最後の夏。初戦となった11日の2回戦、北陸(福井)戦は、9-0の7回に代打で登場。1ボール1ストライクからの3球目、真ん中付近の直球を強振し、痛烈な打球が左翼へ飛んだが、左翼手に捕球され結果は惜しくも左飛に終わっていた。16日の3回戦、広陵(広島)戦は出場機会がなかった。

 今春の選抜では仙台育英戦でスタメン出場し、5打数1安打。2回にチーム初安打となる左前打を放ち、聖地で快音を響かせていた。

続きを表示

この記事のフォト

「始球式」特集記事

「落合博満」特集記事

2023年8月19日のニュース