【甲子園】巨人・桑田真澄ファーム総監督が視察 広陵・真鍋は「スケールの大きな打者。今後が楽しみ」

[ 2023年8月11日 13:30 ]

<広陵・立正大淞南>視察に訪れた巨人・桑田ファーム総監督(撮影・藤山 由理)
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 巨人の桑田真澄ファーム総監督(55)が11日、第105回全国高校野球選手権記念大会を視察するため、甲子園を訪れた。

 桑田ファーム総監督は水野雄仁スカウト部長とともにスカウト席で広陵-立正大淞南の第2試合を観戦した。

 試合後、桑田ファーム総監督は「目的はスカウトの方たちと行動をともにして、コミュニケーションを取って、発掘と育成を一緒にやっていくということですね。現場の意見、思いやスカウトの方たちの思いとか、コミュニケーションを取りながら一体となってチーム強化をしていくということです」と視察の目的を説明した。

 自身もPL学園時代に甲子園を何度も経験。それ故に「水野スカウト部長をはじめ、スカウトの方たちと選手を見る視点や、自分もここでプレーした経験があるので、どういったタイプがプロで伸びていくのか、いろんな意見の交換ができたのは有意義だったと思います」と感想を口にした。

 広陵には高校通算62本塁打のドラフト候補のスラッガー、真鍋慧がいる。この日は4打数2安打3打点とチームの勝利に貢献した。桑田ファーム総監督は「非常にスケールの大きな打者。逆方向にも大きな当たりを打てるので、今後が楽しみですね」と印象を口にした。

 そして「甲子園でプレーしている選手たちが、この経験を活かして将来どの道に進んでも活躍できる人材に育って欲しいと思います」と球児たちへエールを送った。

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