巨人・岡本和真やっと出た!11戦48打席ぶり一発、21号同点ソロ ポール際「どうかなと」

[ 2023年7月25日 19:06 ]

セ・リーグ   巨人―阪神 ( 2023年7月25日    甲子園 )

<神・巨>4回無死、岡本和は同点ソロを放つ(投手・西純)(撮影・大森 寛明)
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 巨人の岡本和真内野手(27)が後半戦3試合目となった25日の阪神戦(甲子園)で11試合48打席ぶりの一発となる同点21号ソロを放った。

 「4番・三塁」で先発出場。0―1で迎えた4回、先頭打者で入った第2打席で、相手先発右腕・西純矢から左翼ポール際へ叩き込んだ。1ストライクからの2球目、真ん中付近に来た147キロ直球を捉えた。高々と上がった打球は左翼ポールを巻いてスタンドイン。ファウルかどうかを巡って審判団によるリプレー検証も行われたが、判定は覆らず、待望の一発となった。

 7日に行われたDeNA戦(東京D)の第1打席で相手先発左腕・今永から左中間スタンドへ特大の20号ソロ。両リーグ一番乗りの20号到達で、高卒4年目の2018年から6年連続20本塁打を達成した。

 だが、その一発を最後に前半戦最後となった17日のヤクルト戦(神宮)まで8戦38打席ノーアーチ。さらに16打席連続ノーヒットで前半戦を終えた。

 2試合とも先発出場した球宴では19日の第1戦(バンテリンD)こそ4打数無安打だったものの、20日の第2戦(マツダ)では2打数2安打して敢闘選手に選出。だが、後半戦スタートとなった22日のDeNA戦(横浜)でも快音は聞かれず、9戦42打席ノーアーチ&20打席ノーヒットに。23日のDeNA戦(横浜)で5試合24打席ぶり安打となる中前打を第4打席で放ったが、笑顔はなかった。

 この日はポール際への一発。審判団によるリプレー検証も行われ、自身も半信半疑なのか苦笑いを浮かべた岡本和だったが、判定が覆らず本塁打が決定するとベンチ前でバンザイしながらジャンプして喜びを爆発させていた。

 ▼岡本和 先頭だったので塁に出ることを考えていました。(ボールが)ポールに向かって真っすぐ飛んでいたので、どうかなと思いましたけど、ホームランになってくれて良かったです。

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