浦和学院4強進出 前日に指導者・三浦貴さんが45歳で死去…悲しみの中でも笑顔でプレー 埼玉栄下す

[ 2023年7月25日 14:38 ]

第105回全国高校野球選手権 埼玉大会・準決勝   浦和学院7-0埼玉栄 ( 2023年7月25日    大宮公園 )

甲子園球場
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 第105回全国高校野球選手権(8月6日開幕、甲子園)埼玉大会は25日、大宮公園などで準々決勝が行われ、4強が出そろった。浦和学院が7-0で埼玉栄を下して準決勝に進出した。

 24日に、巨人、西武でプレーし、引退後は同校で指導者を務めていた三浦貴(みうら・たか)さんが45歳の若さで死去した。高校時代の恩師である森士(おさむ)氏は試合前、「まだまだこれからという年齢ですからね。彼自身が無念でしかなかったと思う」と思いを語った。

 悲しい知らせの中、ナインは準々決勝に臨み、躍動。はつらつとしたプレーを見せた。初回に1点を先制すると、4、5回にも加点。終盤の8、9回にも加点してダメ押した。投げては右腕・鈴木、渡辺の継投で完封リレーと力投した。

 浦和学院は昨秋、昨春と県大会準優勝。ともに昌平に敗れていた。夏は21年以来2年ぶり15度目の甲子園出場を目指しており、準決勝では川越東と対戦する。

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