ロッテ、ルーキートリオが本拠地デビュー ドラ1菊地 ファンの声援に「にやけそうだった」

[ 2023年3月19日 17:05 ]

オープン戦   ロッテー西武 ( 2023年3月19日    ZOZOマリン )

<ロ・西(2)>スタンドの声援に答える菊地(撮影・長久保 豊)
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 ロッテのドラフト1位ルーキー菊地吏玖(22=専修大)、同4位・高野脩汰(24=日本通運)、同5位・金田優太(18=浦和学院高)の3人が19日、本拠地ZOZOマリンスタジアムで行われた西武とのオープン戦でそろって出場した。

 菊地は2―1と1点リードの9回に登板。「想像通り、ファンの皆さんの声援は大きくて、今日良い天気だったので、リリーフカーには初めて乗ったんですがいいなと思った。にやけそうだった」という右腕は山村を右飛、佐藤龍を遊ゴロに打ち取り、“ドラ1対決”となった最後は蛭田を146キロの直球で空振り三振に仕留め、初セーブ”をマーク。沖縄・石垣島キャンプで調子が上がらず、ファームでの調整が続いていただけに「何とかオープン戦の時期に1軍で投げることができるようになるまでなれて良かった」と笑顔を見せた。

 高野は8回に3番手で登板し、最速148キロを計時して1回を無安打無失点。石垣島キャンプ後、沖縄本島遠征メンバーに入っていたが、今ひとつ結果を残せず、2軍調整となっただけに、「良かったです。気合も入りました。1イニングに良いところが凝縮できた。これからも自分のアピールポイントである独特の投げ方を武器に、小さくならず、大きく腕を振っていきたい」と声を弾ませた。

 春季教育リーグ5試合で23打数9安打4打点、打率・391と好結果を残した金田は「7番・遊撃」で先発してフル出場。二ゴロ、中飛、二ゴロと無安打に終わったものの、「高卒1年目のこの時期に1軍でプレーできたことはすごい経験。ここで活躍するためにやる、ということを忘れずに、浦和に行ってもファームでもしっかりやりたい」と口元を引き締めた。

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2023年3月19日のニュース