侍・佐々木朗希に松坂大輔氏が質問 「体調はいい」球場の雰囲気は「素晴らしい」米本土デビューへ

[ 2023年3月20日 02:08 ]

WBC<日本前日練習>会見する佐々木朗(撮影・光山 貴大)
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 第5回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)に出場中の侍ジャパンは19日(日本時間20日未明)、20日(同21日午前8時試合開始)に行われる準決勝・メキシコ戦に向け、試合会場となるマーリンズの本拠地「ローンデポ・パーク」で最終調整を行った。

 メキシコ戦に登板予定の佐々木朗は他の投手陣とマウンドの形状や硬さなどを確認。宮城を相手にセットポジションから強めのキャッチボールを行い、2日連続となるブルペン投球で最終調整した。

 栗山監督が先にメキシコの先発を公表。佐々木朗は会見で「ここまでチームが一生懸命戦ってきてアメリカまでこれたので、勢いであったりを背負いながら、いい形で投げられればと思っている」と話した後に松坂大輔氏からも質問が飛んだ。

 06年の第1回大会、09年の第2回大会で連続MVPとなり日本の連覇に貢献した松坂氏は「時差ぼけもあると思いますが、今の体調とマウンドの印象、球場の雰囲気で感じたことあれば、お願いします」と質問。これには「飛行機でたくさん寝て、今回は(時差ボケは)なかったので、体調はいいかなと思います。球場の雰囲気に関しては前回(昨年12月に)来ていたので、その時と変わらず素晴らしい雰囲気。ブルペンに関しては、日本より硬いなとは思いました」と丁寧に応えた。

 同球場は2012年に開場した開閉式の人工芝球場。ファウルゾーンは極端に狭いが、中堅は約122メートル、左中間約116メートル、右中間約118メートルと広い。投手力を前面に出して戦う侍ジャパンにとっては有利な球場ともいえる。マウンドや気候など環境は激変する中、朗希が米本土デビューで世界を驚かせることができるか。連覇を果たした09年第2回大会以来となる決勝進出は、21歳右腕にかかっている。

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