広島・栗林、今キャンプ初のフリー打撃登板　打者14人と対戦して安打性3本

＜広島キャンプ＞フリー打撃に登板した栗林（撮影・奥　調）
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　広島・栗林良吏投手（26）が8日、宮崎・日南市で行われている春季キャンプで一カ所打撃に登板して初めて打者と対戦した。

　西川、末包、デビットソンに計45球。真っすぐ、フォーク、カット、カーブと全球種を投じ、西川には内角真っすぐを右翼席へ放り込まれたものの安打性の打球をわずか3度に抑え込んだ。「僕は、やっぱり真っすぐとフォークだと思っているので、西川さんにいいコースの真っすぐを簡単にホームランされてまだまだ精度を上げていかないと、と思います」。ただWBC球でのフォークボールには手応え。特に右打者の末包とデビットソンの反応を見て「WBC球にはもう慣れました」と胸を張った。

　今キャンプは3月のWBCを見据えて、大会使用球で調整を進めてきた。ここまで4度のブルペン入り。11日からの第3クール中に紅白戦登板を経て、17日に侍ジャパン合宿に合流する。栗山監督からも守護神候補として期待されている。