ヤクルト・高橋奎 カットボールでゴロの山 フリー打撃で登板「球数も減る」

[ 2023年2月8日 05:25 ]

フリー打撃に登板したヤクルト・高橋奎(撮影・沢田 明徳)
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 侍ジャパンのヤクルト・高橋奎がフリー打撃で打撃投手として登板。WBCでは第2先発などマルチな役割を期待される左腕は打者4人に31球を投げて、安打性3本に抑えた。

 「右打者にゴロを打たせたい。球数も減る」というカットボールも試した。右打者の赤羽に投じた2球目。133キロが手元で内角に小さく曲がって空振りを奪った。持ち球ではあったが、昨季は2・8%しか投げなかった球種。ボールを受けた捕手の古賀はWBC使用球で投じた1球を「昨年より曲がり幅は小さい」と表現。打者の近くで小さく動けば、バットの芯を外せる。

 WBCでは1次ラウンドで65球など球数制限がある。どんな役回りでも、カットボールをコントロールできれば大きな武器になる。(青森 正宣)

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2023年2月8日のニュース