オリ 新助っ人2人獲得 バランスいい4番候補シュウィンデル&馬力ある右腕コットン

[ 2023年1月25日 05:00 ]

フランク・シュウィンデル内野手(ロイター/USA TODAY)

 オリックスは24日、新外国人としてメジャー通算22本塁打のフランク・シュウィンデル内野手(30=前カブス)とメジャー通算17勝のジャレル・コットン投手(31=前ジャイアンツ傘下3A)を獲得したと発表した。ともに単年契約で推定年俸9000万円。背番号はシュウィンデルが「23」、コットンが「42」に決まった。入国の手続きが終わり次第、来日する予定だ。

 主に一塁を守るシュウィンデルは昨季、カブスで鈴木誠也の同僚として75試合に出場し8本塁打。チームは昨季の本塁打が89本とリーグワーストに終わっただけに横田昭作球団本部長は「パワーとミート力もあってバランスのいい選手。中心の選手が抜けているので、そこをカバーしてくれる一人になってくれたら」とレッドソックスに移籍した吉田に代わる4番候補として期待した。

 コットンは救援での起用が濃厚。決め球はチェンジアップで奪三振率も高く、同球団本部長は「馬力はあるし複数イニングも可能」と残留のワゲスパックとともにブルペンを支える活躍を見込んだ。

 ◇フランク・シュウィンデル 1992年6月29日生まれ、米ニュージャージー州出身の30歳。セント・ジョーンズ大から13年のドラフト18巡目(全体534位)でロイヤルズ入団。19年3月28日にメジャーデビューし、同年5月に自由契約。タイガース、アスレチックスを経て21年7月からカブスでプレー。メジャー通算145試合、打率.269、22本塁打、79打点。1メートル85、100キロ。右投げ右打ち。

 ◇ジャレル・コットン 1992年1月19日生まれ、米領バージン諸島セント・トーマス島出身の31歳。イースト・カロライナ大から12年のドラフト20巡目(全体626位)でドジャース入団。16年8月にトレードでアスレチックス移籍。同年9月7日にメジャーデビュー。レンジャーズ、ツインズ、ジャイアンツでメジャー通算82試合に登板、17勝12敗、防御率4.50。1メートル80、91キロ。右投げ右打ち。

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