西武・森脇から漂う大人の色気 こだわりのジャケット×好きなパーカで“家族でお出かけ”コーデ

[ 2023年1月25日 05:30 ]

こだわりのジャケットを着てポーズを決める西武・森脇(撮影・尾崎 有希)

 おしゃれで流行に敏感なプロ野球選手を取り上げる企画「NPB MEN’S CLUB」。今回は西武の森脇亮介投手(30)だ。入団2年目の20年から昨季まで3年連続で40試合以上に登板するなどブルペンに欠かせない存在となっている5年目右腕は、チーム屈指のイケメンで3児のパパ。ファッションへのこだわりなどを語り尽くした。(取材・福井 亮太)

 ――今回のファッションのこだわりを教えてください。

 「このジャケットですね。この色と形がお気に入り。毎年、そこそこ頑張ったなと思った年は少しいい服を買いますけど、去年の12月に一目ぼれして買いました」

 ――胸のCマークが印象的ですが、どこのブランドですか?

 「CELINE(※1)です。自分の好きなブランドの一つです」

 ――形のこだわりとは?

 「こういうMA―1(※2)の形をしたジャケットはあまり持っていなかった。いつもは白や黒が多かったですが、色味の付いたものにしました」

 ――昨年7月で30歳になり、大人の色気が出そうな色ですね。

 「そうですね。赤、青、緑とかは持っていたけど、冬っぽさもある色に初挑戦してみました」

 ――今回のコンセプトを教えてください。

 「“家族でお出かけ”です。本当にパーカが好きで10着以上は持っています」

 ――パーカを基本としてコーディネートを組み立てる?

 「そうですね。結構、こだわりがあるので薄いものと厚めのものを持っている。今日のジャケットに合わせていきたいですね」

 ――森脇投手といえば3児のイケメンパパ。格好いいお父さんを目指している?

 「やっぱり、子供からは、格好いいと言われたいですよ。子供からはスーツ姿に“パパ格好いい”とか言ってるけど、本当に分かってるんですかね。こういうカジュアルな服装でも言われたいです(笑い)」

 ――子供にも可愛い服を選ぶ?

 「基本、おそろいが多いです。子供だけじゃなくて、家族全員でそろえることもあって、子供の服を見ている時にいいなっと思った服を大人用も買ってそろえたりします」

 ――仲が良さそうですね。何セットくらい持っていますか?

 「Tシャツも合わせたら、10セットくらいあります。僕の服装は奥さんがチェックしてくれていますが、時々“それやめた方がいいよ”とか言われることもあります…」

 ――買い物のスタイルを教えてください。

 「自分はシンプルになりがちなので、買い物に行った時は、格好いいと思った服を買うスタイルです。店員さんに薦められても、押しに負けずに選んでいきます」

 ――今回の撮影ではモデルのように、様になっていました。

 「ポーズが難しかったですね。慣れている人はやっぱり凄い」

 ――いや、バッチリでしたよ。

 「カメラマンさんのおかげです(笑い)」

 ※1 1945年にフランスで創業。当初は子供向けの高級靴を製造し、その後は上流階級向けのレディース靴、香水やスカーフ、ハンドバッグを展開。現在は「女性らしくありつつも自立しているアクティブな女性」をコンセプトに掲げ、19年からはメンズ商品にも力を入れる。

 ※2 1950年代に登場した米軍のフライトジャケットの一種。襟がなくポケットが少ないデザインで、着丈の後ろが前よりも短いのが特徴。元々は戦闘機のパイロット用に開発されたため、狭い操縦室などで動きやすいよう、シンプルなデザインとなっている。

 ◇森脇 亮介(もりわき・りょうすけ)1992年(平4)7月13日生まれ、京都府福知山市出身の30歳。塔南から日大、セガサミーを経て18年ドラフト6位で西武入団。入団時からすでに2児の父で21年2月には第3子が誕生。昨季までのプロ4年間は全て救援で164試合に登板し、20年には7勝をマークするなど通算13勝4敗3セーブ、41ホールドで防御率2・85。1メートル75、70キロ。右投げ右打ち。

 ≪方程式入りへ“勝負の年”≫森脇は20年から3年連続40試合以上登板を記録し、昨年は43試合で1勝1敗1セーブで10ホールドを記録。防御率1.72と抜群の安定感を示した。「中継ぎエース」だった平良が今季から先発に転向するため、勝利の方程式入りも期待される右腕は「まずはそこに選んでもらえるような準備をして勝負していきたい」と意気込む。

 このオフの自主トレは主に古巣のセガサミーで練習。最速152キロを誇る直球の質にこだわり「一番大事なのは感覚。データや数値は出るけど、リリースした時に押し込めてる感覚を大切にして、納得いくボールを増やしたい」と見据える。

 今季目標は「50試合以上」に設定。「まだ超えた年がないので、まずは50試合投げたいが、そこにとどまらず60試合以上を目指す」とさらなるフル回転を誓った。

 ≪ほのかCheck!全体のまとまりも色使いも◎≫まず、自分のスタイルの良さを分かっているな…と感じました。パンツはスキニーっぽい細身のデニムで体のラインをくっきりと見せ、上半身にはボリュームを持たせているコーデ。全体としてよくまとまっており、色使いもハイセンスです。顔立ちが“甘め”だからなのか、実際の年齢よりも、かなり若く見える感じもしますね。何より、ブルゾンからパーカのフードを出しているところが凄くいい!私もよくやるスタイルなんです。女の子が「ペアルックをしたいな~。おそろいのトレーナーを買おう!」と言いたくなるコーデ。私も大好きです。(CanCam専属モデル)

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