日本ハム・宇佐見 夫人の高城れにと“ダイエッ闘” プロ入り後最軽量キレキレボディー

[ 2023年1月25日 06:00 ]

打撃練習に励む宇佐見
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 日本ハムの宇佐見真吾捕手(29)が24日、キャンプ地の沖縄・名護で先乗り自主トレをスタートし、引き締まった体で軽快な動きを披露した。夫人のももいろクローバーZ・高城れに(29)の協力もあり、プロ入り後最軽量となる体重84キロへの10キロ減量に成功。昨季に約10キロ減でブレークへの足がかりをつかんだ清宮に続き、ダイエットで活躍し新妻に恩返しを誓った。

 午前10時台の気温は15・2度。大寒波の影響で南国・沖縄でも肌寒かったが、宇佐見は熱く燃えていた。勝負の8年目。練習後に汗でびっしょり濡れたアンダーシャツを交換すると、腹直筋が6つに割れたシックスパックがあらわになった。

 「さすがに走っている時は軽いな、と感じますね。今季は(伏見)寅威さんもFAで来られたので、負けられない思いはある」

 幸せ太りではなく、お預けダイエットだった。昨年11月にももいろクローバーZ・高城れにと結婚。好物だった唐揚げの誘惑に負けそうな時、いつもブレーキをかけてくれたのが高城だった。「揚げ物食べたいな~とぼそっと言ったら“やめときな”と。揚げ物とお酒は最高なんですけど…」。新妻の支えがあり減量に成功した。

 実は昨年9月に新庄監督からダイエット指令を受けていた。食事制限などで当時の体重94キロから10キロ減に成功した。「最初、監督からは“8キロくらいでいい”と言われていたんですけど、気付いたら10キロくらい減っていた」とプロ入り後最軽量となる84キロの切れ切れボディーを手にした。

 昨季は清宮が指揮官の指令で約10キロの減量に成功。いずれも自己最高の129試合出場で打率・219、18本塁打とブレークへの足がかりをつかんだ。支えてくれた新妻のためにも「自分が試合に出て結果を出すことが一番だと思う。昨年以上の成績を残せるようにやるのが僕の役目」と恩返しの活躍を誓う。

 今オフには伏見やマルティネスが加入し、正捕手争いは厳しさを増した。「監督も優勝以外、全部一緒と言っている。優勝するための一員になれれば」。キャンプからアピールし、新庄監督のハートを“狙い撃っち”だ。(清藤 駿太)

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2023年1月25日のニュース