ヤクルト山田哲人 12打席目にして待望の今シリーズ初安打 スコアボードの「H」にベンチ盛り上がる

[ 2022年10月25日 19:27 ]

SMBC日本シリーズ2022第3戦   ヤクルト―オリックス ( 2022年10月25日    京セラD )

<オ・ヤ>3回2死、山田は二塁内野安打を放つ(撮影・北條 貴史)
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 ヤクルトのキャプテン、山田哲人内野手(30)が2年連続同じ顔合わせとなったオリックスとの日本シリーズ第3戦(京セラD)で通算12打席目にして待望の今シリーズ初安打を放った。

 第2戦までの「3番・二塁」から「1番・二塁」に打順が変わって先発出場。相手先発左腕・宮城に対し、初回の第1打席は3球目直球を打って三ゴロに終わったが、0―0のまま迎えた3回、2死走者なしで入った第2打席で待望の瞬間が訪れた。

 3ボールから2球連続見逃し、フルカウントからの6球目だった。内角低めへの147キロを叩くと、打球は右方向へ。ゴロを処理した二塁手・安達の一塁送球がバウンドするなか、山田は全力疾走。一塁ベースを駆け抜けると、スコアボードに視線を走らせた。そこでは安打を示す「H」が点灯。会心の打球ではなかったが、責任感の強いキャプテンの初安打にヤクルトベンチは盛り上がっていた。

 22日の第1戦(神宮)では4打席4三振。23日の第2戦(同)では6打席に立つも5打数無安打に終わり、10打席連続無安打となっていた。

 【山田哲人の2022年日本シリーズ全打席】
22日 空三振、空三振、空三振、空三振
23日 四球、空三振、遊併打、三邪飛、中飛、一邪飛
25日 三ゴ、二安

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2022年10月25日のニュース