村田兆治氏、沢村賞の選考委員辞退　北別府氏は病気療養で昨年に続き欠席　今年は委員4人で選考

村田兆治氏
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　沢村賞の選考委員会（堀内恒夫委員長）が24日、都内で開かれ、オリックスの山本由伸投手（24）が全会一致で選出され、2年連続2度目の受賞を果たした。2年連続の選出は17、18年の菅野智之投手（巨人）以来4年ぶり史上6人目で、パ・リーグでは初の快挙。2年連続で投手部門4冠に輝き、チームのリーグ2連覇に大きく貢献した絶対的エースは、さらなる進化を誓った。

　会見では元ロッテの村田兆治氏が選考委員を辞退したことが発表された。村田氏は9月に羽田空港で保安検査員の肩を押したとして暴行容疑で現行犯逮捕、送検されていた。

　辞退を受け、今年は委員4人で選考。新たな委員は決定次第、発表される。元広島の北別府学氏は病気療養中のために昨年に続いて欠席。山本を賞に推した選考内容などを文書で寄せ「来年は必ず参加したい」とした。