崖っ縁のソフトバンク「8番・三塁」にルーキー野村勇起用、正木は「7番・一塁」　先発はエース千賀

パCSファイナルステージ第3戦   ソフトバンク―オリックス （ 2022年10月14日    京セラD ）

ソフトバンク・野村勇
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　ソフトバンクは14日、オリックスとのクライマックスシリーズ（CS）ファイナルステージ第3戦（京セラD）に臨む。初戦、2戦目と連敗し、アドバンテージを含めて0勝3敗と後がないソフトバンクは「8番・三塁」でドラフト4位ルーキーの野村勇内野手（25）を起用。前日に「8番・左翼」だった正木は「7番・一塁」での先発となった。

　野村勇は今季、8月21日の日本ハム戦（ペイペイD）で2本塁打を放ち、1939年に鶴岡一人が打った球団新人本塁打記録の10号に並んだ。妻子持ちのドラ4ルーキーのパンチ力に注目だ。

　予告先発投手は西武とのCSファーストステージ初戦（ペイペイD）に先発し、8回112球を投げ11奪三振3失点で勝利に導いたエース千賀。今季のオリックス戦の防御率1.86と安定感抜群だ。チームを救う投球が期待される。

　対するオリックスの予告先発はシーズン最終戦でリーグ連覇を決める試合となった2日の楽天戦（楽天生命）に先発した田嶋。中11日と万全の状態で日本シリーズ進出を懸ける一戦に臨む。

　ソフトバンクの先発メンバーは以下の通り。

1番・二塁　三森
2番・左翼　周東
3番・右翼　柳田
4番・DH　　デスパイネ
5番・遊撃　今宮
6番・中堅　牧原
7番・一塁　正木
8番・三塁　野村勇
9番・捕手　甲斐
　・投手　千賀