さらば、阪神・矢野監督 最後は高津監督との握手にネット「最後にこれ見れてよかったなと思う」

[ 2022年10月14日 22:22 ]

セCSファイナルステージ第3戦   阪神3-6ヤクルト ( 2022年10月14日    神宮 )

セCSF<ヤ・神> 試合を終え健闘を讃えあう矢野(右)、高津両監督(撮影・大森 寛明)
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 レギュラーシーズン勝率5割未満のチームで日本シリーズ進出を目指す「史上最大の下克上」の戦いが終わった―。

 阪神が14日、CSファイナルステージ(S)第3戦に逆転負けで、ヤクルトに3連敗(アドバンテージ1勝)を喫し、ファイナルS敗退が決定。今季リーグ最多の86失策を記録している守備面が勝負どころで崩壊した。

 不本意な結果に終わった阪神・矢野監督だが、試合後に勝者の高津監督と握手する場面では、SNS上でも感動が広がった。一塁ベンチ前まで歩み寄り、高津監督とガッチリ握手し、お互いに肩をたたき合って、激戦続きのCSを労った。過去には、選手の不可解な動きで「サイン盗み」ではないか、とヤクルトから抗議を受け、阪神―ヤクルトは因縁のカードにもなった。だが、この日は「同級生の高津監督と矢野監督 衝突したこともあったけど最後にこれ見れてよかったなと思う」「同級生の矢野監督を労う高津監督 良い人過ぎる」「矢野監督と高津監督の抱擁には感動」と称え合った場面には、心を動かされたファンも多かったようだ。

 試合後には、ツイッター上で「俺たちの野球」「矢野監督」「矢野阪神」「矢野さん」が続々とトレンド入り。采配に批判が集まることもあったが、ファンからは「矢野阪神、色んなことがあったな 思い出すと寂しくなるな」「もうちょっと見たかったなぁ 俺たちの野球」「4年間本当にお疲れ様でした!4年間全てAクラス!素晴らしかった!矢野ガッツ大好きでした」など、労いの声も多く集まっていた。

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