ヤクルト“村神様”が連夜の降臨!気迫ヘッスラで逆転勝利&日本S進出導いた

[ 2022年10月14日 21:51 ]

セCSファイナルステージ第3戦   ヤクルト6ー3阪神 ( 2022年10月14日    神宮 )

セCSファイナル<ヤ・神>7回、村上は投ゴロも気迫のヘッドスライディング(撮影・椎名 航)
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 ヤクルトの村上宗隆内野手(22)がクライマックスシリーズ(CS)ファイナルステージ第3戦・阪神戦(神宮)で4打数2安打1打点と活躍。1点差に迫った7回の第4打席には気迫のヘッドスライディングで同点の適時内野安打と、相手の失策も絡み逆転勝利を演出。チームの2年連続日本シリーズ進出に貢献した。

 “野球の神様”が村上に微笑んだ。この日は今季最多勝、最高勝率、最優秀防御率の“投手3冠”を獲得した相手エース右腕・青柳との対戦。初回の第1席は、真ん中低めのシンカーを打ち上げ三邪飛。4回の第2打席は真ん中高めの速球を打ち上げ遊飛。6回の第3打席では真ん中にきたカットボールをはじき返し、痛烈な打球の右前打を打った。

 するとチームが2点を返した7回の攻撃では、なおも2死満塁の絶好機で第4打席へ。今度は2番手・浜地との対戦となり、6球目の速球を引っ掛けボテボテの当たりとなるも一塁へ全力疾走しヘッドスライディング。これに打球処理を慌てた浜地が一塁へ悪送球。ボールが転々としている間に3人の走者が本塁へ生還した。

 この気迫のプレーに球場からは大歓声。ボテボテの当たりに村上は一塁上で照れ笑いしながらも、ベンチへ向かってガッツポーズ。満面の笑みを浮かべ、運を味方につけた逆転劇に喜びを爆発させた。

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