ロッテ井口資仁前監督 「ポイントは三森」が的中 ソフトバンクの逆襲に期待寄せる

[ 2022年10月14日 21:40 ]

パCSファイナルステージ第3戦   オリックス0―3ソフトバンク ( 2022年10月14日    京セラD )

<オ・ソ>解説で京セラドームを訪れた井口・ロッテ前監督 (撮影・奥 調)
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 今季までロッテの指揮を執った井口資仁前監督(47)が14日のクライマックスシリーズ第3戦、オリックス―ソフトバンク(京セラドーム)を中継したNHKBS1のゲスト解説に登場。中日の1軍打撃コーチに就任する和田一浩氏(50)とともに解説を務めた。

 勝つしかないソフトバンクはエースの千賀から5投手による継投で無失点に抑え、3―0で1勝を返した。井口氏は「ホークスの勝ちパターンに今日は持っていけたんで、明日以降、またしっかり戦えるんじゃないかと思います」と話した。試合前には「1番・三森」をポイントに挙げたが、その三森の二塁打から先制点につながった。「連敗している中で、先制点をとれたのは非常に大きかった。明日以降、三森選手の活躍がホークスを勝利に導いてくれると思う。(守備でも)2つ素晴らしいプレーがありましたね」と称え、「今日で流れが変わったと思いますので、明日以降またいい形で戦えるのではないか」と期待を寄せた。

 試合前には現役時代、監督時代の映像も流されたが「できれば、このグラウンドにいたかった」と本音を口に。「26年間、ユニホームを着させていただいて、選手としても、監督としても、本当にファンのみなさまに支えていただいたと思っています。普段ずっとグラウンドレベルにいましたので、高いところ(放送ブース)はまだ慣れていないので、これからちょっと慣れていかないといけないかなと思っています」と語った。

 井口氏は2018年から5年間、ロッテの監督を務め、今季最終戦となった2日のソフトバンク戦後のあいさつで、3年ぶりのBクラス(5位)となった責任をとり、今季限りでの辞任を電撃表明した。

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