阪神2軍敗れM2のまま 平田監督「まずは前菜。メイン食べてデザート。なんてこったパンナコッタよ」

[ 2022年9月30日 05:15 ]

ウエスタン・リーグ   ソフトバンク6―11阪神 ( 2022年9月29日    鳴尾浜 )

<ウエスタン 神・ソ>阪神の先発・森木(撮影・岸 良祐)
Photo By スポニチ

 阪神2軍は勝てば2年連続のウエスタン・リーグ優勝が決まる阪神は一時4点リードも、投手陣が粘れず痛恨の逆転負け。優勝へのマジックは「2」のままとなった。

 先発の森木は、2回2/3を7安打3失点で降板。その後に登板したウィルカーソン、馬場、斎藤、アルカンタラも失点を喫し、ソフトバンクの強力の勢いを止めることができなかった。

 打線は1点劣勢の初回に江越の7号ソロで同点に追いつくと、同点の2回には北條、木浪の連続適時打で一挙4得点。中堅勢の活躍が光った。 
 
 以下は平田監督の一問一答。

 ――投手陣が打ち込まれた。
 「今日は森木にしてもいい経験だよ。ピシッと抑えるというより、こうやって打たれて力不足っていうのをソフトバンクさんに教えてもらった。これで来年、大きく成長できるとてもいい課題ができたと思う」

 ――森木のどこが良くなかったか。
 「全部じゃない。コントロールにしてもスピードもそこそこ出てるんだけど、ソフトバンクの打線にちょっとのまれとる。気持ちもな。そういうところも含めてまだまだそこを思い知らされたということだけでそれがもう収穫。あと3試合だけど、緊張感があるよね。今日の反省を生かして来年、フェニックスも含めていい経験をさせてもらったってことやな」

 ――打撃は中堅選手が活躍。
 「決めようというところでさすがだよ。北條、江越のフォアボールも効いたし、先頭でボカーンといくし、あのファインプレー。小野寺のヘッドスライディングといい、気持ちがさ、負けちゃいかんけど選手のひたむきなプレーっていうのは。そういうのを感じたやろ?そういうところがファンの心を打つし、皆さんの心を打ってた選手のひたむきなプレーを感じたやろ?これで明日から2つ勝てばいい。条件は一緒よ。最後の最後までいいことを最後にとっとく。選手にも言ったよ。最初にメイン料理食べたらおなかがいっぱいなる。まずは前菜から。そのあとメイン食べてデザートでしょ。パンナコッタ。なんてこったパンナコッタよ。オーケイ」

続きを表示

この記事のフォト

2022年9月30日のニュース