落合博満氏　社会人時代のスカウト事情「阪神、熱心だったよ」結局指名されず、その後は…

落合博満氏
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　現役時代に3冠王を3度獲得し、監督としては中日を4度のリーグ優勝に導いた落合博満氏（68）が30日、自身のYouTube「落合博満のオレ流チャンネル」を更新。社会人時代に声を掛けられた球団などを明かし、面白おかしく“スカウト裏話”を語った。

　東芝府中に入社し社会人野球生活5年目の1978年ドラフトでロッテから3位指名を受けプロの世界に入った落合氏。社会人4年目には10球団のスカウトと話をしたと明かした。その中でも熱心だった球団を問われ「高校の部長が断った」大洋に続き、意外？な球団名を口にした。

　「阪神、熱心だったよ。うん、4年目の時は」

　しかし結果的にドラフトでは違う選手が指名されたといい“阪神・落合博満”の可能性もあったかもしれない事実に色めき立つスタッフを「いやぁ…それは…実際問題ないんだからないんだよ！」と一蹴。「だからスカウトはその時の、ね、指名したら何とか入ってもらうような言い回しをするっていうような。だから指名できなかったっていう電話もないしね、ふふふ。次の機会にまた頼むっていうような話もなかったと思うし」と当時のスカウト事情を振り返り「だからスカウトはウソつき」「（スカウトからの話を）鵜呑みにできるもんじゃないよ」と笑った。