オリ・吉田正、逆転導く2戦連発で3連勝&勝率5割 今季初逆方向11号「コースなりにいい角度がついた」

[ 2022年7月22日 04:45 ]

パ・リーグ   オリックス4―3日本ハム ( 2022年7月21日    京セラD )

<オ・日>6回1死一塁、左越え2ランを放ち、中川圭(左)に迎えられ、笑顔の吉田正(撮影・坂田 高浩)
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 主砲の2戦連続となる一発がオリックスの逆転劇を呼び込んだ。0―2の6回1死一塁、吉田正がポンセの高め145キロを左翼席へ11号2ラン。今季自身初めて逆方向へ放り込み、この回4得点の口火を切った。

 「どの方向でも強く打てば、いい打球がいくとは感じていたので、コースなりに、いい角度がついたかな」

 前の打席だった4回2死ではポンセに空振り三振。目の前でド派手なガッツポーズで吠えられた。報道陣から挑発的に感じなかったかと問われたが「感情豊かな投手、よく吠えていたし。“レッツゴー”と言っていたのでチームを鼓舞していたのでは。侮辱的には感じなかったですよ」と真摯(しんし)に語る姿から、主砲の風格を漂わせた。

 3連勝で6月8日以来の勝率5割に復帰した。混戦模様のパ・リーグで「あとで“あの1敗が…”とならないように、ここで満足せず、残り3つ、勝ち越していけるように」と吉田正。背番号7が上位浮上のキーマンだ。 (湯澤 涼)

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2022年7月22日のニュース