盛岡中央・斎藤、ロング救援から逆転勝利呼んだ!さあ23日準決勝、花巻東・麟太郎斬りだ

[ 2022年7月22日 04:00 ]

第104回全国高校野球選手権岩手大会準々決勝   盛岡中央6ー4盛岡三 ( 2022年7月21日    花巻 )

<盛岡三・盛岡中央>最後の打者を投直に打ち取り笑顔を見せる斎藤(撮影・柳内 遼平)
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 勝ち抜くためにはエースの力が必要だ。盛岡中央は初戦から3連投中だった斎藤を温存。ところが1―0の2回に逆転され、なおも1死満塁で早期の救援となった。斎藤は内野ゴロの間に4点目を許したが、その後は得点を与えない。最速で148キロを計測した直球を軸に7回2/3を2安打無失点で6奪三振。逆転勝利を生んだ力投に「どんどんストレートで押していくことができた」と胸を張った。

 3―4の7回に5番・熊谷大琉(だいりゅう=3年)が左越えへ逆転3ラン。エースは「次のピッチングが大事になる」と直後の7回から9回まで完全投球し、つかんだ流れを離さなかった。今大会4試合で計28回2/3を1失点、40奪三振だ。

 23日の準決勝は佐々木擁する花巻東と対戦。99年以来23年ぶり2度目の甲子園を目指し、斎藤は「多分、観客の方は“花巻東が勝つ”というふうに思っていると思う。それを覆したい」と笑顔で挑戦状を叩きつけた。

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2022年7月22日のニュース