日本ハム・今川　発熱の野村に代わりプロ初の4番スタメンも悔し2併殺

パ・リーグ   日本ハム3―4オリックス （ 2022年7月21日    京セラD ）

＜オ・日＞4回無死一塁、今川は三ゴロ併殺打に倒れる（撮影・坂田　高浩）
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　日本ハムは21日のオリックス戦に敗れて5連敗。2―4で迎えた8回、1死一、三塁から近藤の一塁内野安打で1点差に迫ったが、続く今川が二ゴロ併殺打に倒れて同点、逆転の機会を逸した。

　今季チーム最多の47試合で4番を務めている野村に発熱があり、「感染拡大防止特例2022」を適用して登録抹消。代わって4番に起用されたのが今川だった。4回無死一塁で三ゴロ併殺打に終わるなど、3打席凡退で迎えた8回の打席。追い込まれてから4球連続ファウルで粘ったが、最悪の結果となって唇をかみしめた。

　11試合の2番を始め1～3番、5～9番の8つの打順で今季先発起用されてきた今川。プロ初の4番に入り、異例の2年目での全打順クリアとなったが、悔しさしか残らない日になっただろう。新型コロナウイルス陽性で不在の新庄監督の代行で指揮を執る木田2軍監督は「全員精いっぱいやっている。体調不良でいなくなるというのはチームも本人も苦しいが、チーム全体で乗り越えていくしかない」と前を向いた。