NPB、次期コミッショナーに元経団連会長・榊原定征氏 斉藤コミッショナーは今年で退任

[ 2022年7月22日 05:10 ]

榊原定征氏
Photo By 共同

 プロ野球のオーナー会議は21日、次期コミッショナーに元経団連会長の榊原定征氏(79)の就任を決めた。12月5日付で就く。昨年11月に斉藤惇コミッショナー(82)が今年いっぱいで退任する意向を示し、コミッショナー選定委員会で次期候補を選出した。

 榊原氏は東レの社長などを歴任。14年6月~18年5月は経団連会長を務めた。野球日本代表が東京五輪を除く国際試合を行えず、事業会社「NPBエンタープライズ」は昨年、赤字が5億4100万円。経営手腕も見込まれ、事業立て直しなどが期待される。8月8日からNPB顧問を委託。また補佐役として東レ幹部だった小泉慎一氏と倉持修祥(おさみつ)氏にもNPB顧問を委託する。

 オーナー会議議長の巨人・山口寿一オーナーは「NPBの事業拡張に取り組んでいただくことが重要という意見が大勢を占めた」と説明した。

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2022年7月22日のニュース