元阪神の大阪偕星学園・岩田徹監督、夏初陣を白星発進 守備練習の成果発揮

[ 2022年7月15日 16:38 ]

第104回全国高校野球選手権大阪大会・1回戦   大阪偕星学園5―1和泉 ( 2022年7月15日    久宝寺 )

<大阪偕星学園・和泉>大阪偕星学園・岩田徹監督(中央)
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 PL学園出身で元阪神の岩田徹監督(55)率いる大阪偕星学園が夏初戦を白星発進。2015年以来の夏の甲子園へ歩を進めた。

 「反省点は多々あるんですけども、春終わってから守りのチームで守備練習をやってきたのが、(試合で)出たかなという感じですね」

 0―0の3回2死一、三塁から相手投手のボークによる先制をきっかけに、2死一、二塁からは3連打でこの回一挙5得点。投げては先発左腕・森本貫太投手が3安打完投と堅実な野球でリードを守り抜いた。

 岩田監督は今年1月に監督就任。PL学園では清原、桑田の1学年先輩で、外野手として出場した84年春夏の甲子園ではいずれも準優勝を経験した。「“緊張を準備していくことによって、その緊張感が集中力に変わっていくんやぞ”と、今日伝えてゲームに入りました」。自身の経験を踏まえた声かけで選手を導き、夏初勝利をつかみ取った。

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2022年7月15日のニュース