前広島新庄監督の福山・迫田守昭監督 公式戦初采配も母校・広島商に6回コールド負け 

[ 2022年7月15日 17:38 ]

第104回全国高校野球選手権広島大会・2回戦   福山1―11広島商 ( 2022年7月15日    鶴岡一人記念 )

<広島商・福山>コールド勝ちをおさめた広島商ナインに視線をやる福山・迫田監督(中央左奥)(撮影・岸 良祐)
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 前広島新庄監督で、4月から福山で指揮を執る迫田守昭監督が公式戦初采配を母校・広島商との夏初戦で迎え、6回コールドで敗れた。

 先発の平内優有(1年)が1回1/3を4失点で降板。打線は0―4の3回2死一、三塁の場面、相手投手の暴投で1点を返したが、5人の投手が計15四死球を与え、11失点でコールド負けを喫した。

 それでも百戦錬磨の指揮官は「普通、3回、4回勝たないと広商とは戦えない。これ以上ない教訓になる。今日の負けはウチにとっての宝。3年生は4人しかいませんでしたが、頭が下がるぐらい情熱的で、熱心にやってくれた」と最上級生を称賛。春季大会では「1番中堅」の主力も、腰の疲労骨折で途中出場となった大本蒼悟主将(3年)は涙ぐみながら「迫田監督の元気と期待に応えたいと思ってやってきた。その言葉を聞いて、3カ月間頑張ってやってきてよかった」と名将との出会いに感謝した。

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2022年7月15日のニュース