Gキラー能見からの助言いきた 阪神・伊藤将が先輩も成し遂げていない快挙で恩返し

[ 2022年7月15日 07:15 ]

セ・リーグ   阪神3-0巨人 ( 2022年7月14日    甲子園 )

交流戦で能見(右)にあいさつする伊藤将 (撮影・大森 寛明)
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 【記者フリートーク】巨人戦の2戦連続完封は今年1月に弟子入りし、阪神時代に“Gキラー”と称された能見も成し遂げていない快挙だ。開幕前、オリックスとのオープン戦の試合前にグラウンドで伊藤将が師匠と話し込む場面があった。

 「僕の投げた直近の試合をテレビで見ていてくれてたみたいで。能見さんなりに思ったことを伝えていただいた」。6回6失点だった3月16日のソフトバンク戦を目にしての助言だった。中身は“企業秘密”。今季初登板だった同30日の広島戦後に再び話を聞いた際に確かな手応えをにじませていた。

 「能見さんを見習ってキャンプからずっと真っすぐを投げてきた。疲れもあって状態が良くない時もあったけど、広島戦はインコースに真っすぐを投げ切れた。その部分は凄く良かった」。この夜も直球で巨人打線を抑え込んだ。“能見の教え”が背番号27の投球を支えている。(阪神担当・阪井 日向)

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