ソフトバンク 19年目の明石が値千金の勝ち越し打 リーグ首位&30勝一番乗りに導く

[ 2022年5月31日 21:30 ]

交流戦   ソフトバンク3―1巨人 ( 2022年5月31日    東京ドーム )

<巨・ソ>8回、勝ち越し適時三塁打を放ち、力走する明石(撮影・河野 光希)
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 ソフトバンクの19年目、明石健志選手(36)が値千金の勝ち越し打を放った。

 同点の8回2死二塁で代打として登場。2球で0―2と追い込まれたが、フルカウントまで見極めると、8球目のカーブを右中間に運んだ。三塁ベースに駆け込むと、自軍ベンチに向かって何度もガッツポーズを繰り返した。

 「任された場所で絶対に結果を出したかった。追い込まれたけど、いい粘りをすることができた。役割を果たすことができてよかったです」

 交流戦限定で野手枠を1つ増やす意味で27日・広島戦から1軍に昇格した19年目のベテランが、今季4試合12打席目で初ヒット初打点を生み出し、チーム4連勝に貢献した。

 楽天が敗れたため、チームも4月15日以来の首位に浮上。新人指揮官としては球団初めてリーグ30勝一番乗りに達した藤本監督も、笑顔でハイタッチを交わした。ベンチには孫正義オーナー、王貞治球団会長も姿を現し、ナインを称えた。

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2022年5月31日のニュース