明大の1年生・毛利海大が「全日本デビュー」に猛アピール 福岡大大濠時代は甲子園で活躍

[ 2022年5月31日 22:58 ]

東京六大学フレッシュトーナメント   明大5―1立大 ( 2022年5月31日    神宮 )

東京六大学野球フレッシュトーナメント<明大・立大>力投する明大先発の毛利(撮影・藤山 由理)
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 東京六大学フレッシュトーナメントの2日目が行われ、明大が5―1で立大を下した。

 福岡大大濠から加わった明大の1年生左腕・毛利海大は先発し、4回を4安打1失点の好投を見せた。140キロ中盤の直球にスライダー、カーブ、チェンジアップを織り交ぜて5三振を奪った。

 「ピンチを背負う場面が多かった。テンポが悪くなってしまったんですけど、最少失点でいけたのでよかったと思います。初回は“0でいきたい”と全部三振を取るつもりでギアを上げた。真っすぐの走りも変化球の切れもよかったので三振を取れたと思います」

 福岡大大濠では昨年のセンバツに出場。エースとして準々決勝進出に導いた。明大に加わって球威を高めた左腕は「最速は143キロだったんですけど、(今日は)145キロがでました。緩いスライダーを使ったり考えながら投げています」と語った。

 今春のリーグ戦ではベンチ入りを果たせなかったが、全日本大学野球選手権(6日開幕、神宮ほか)に向けて「ベンチに入れてくださるならば中継ぎでも先発でもどこでもいいので、チームに貢献できるように投げていきたい」と力を込めた。

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2022年5月31日のニュース