明大の大砲・水谷公省が長打力アピール 母校・花巻東の優勝に刺激受け「自分も頑張らないと」

[ 2022年5月31日 12:56 ]

東京六大学フレッシュトーナメント   明大5―1立大 ( 2022年5月31日    神宮 )

東京六大学野球フレッシュトーナメント<明大・立大>6回、適時打を放つ明大・水谷(撮影・藤山 由理)
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 東京六大学フレッシュトーナメントの2日目が行われ、明大が5―1で立大を下した。花巻東(岩手)時代に高校通算34本塁打を放った左の長距離砲・水谷公省外野手(2年)は「7番・右翼」で出場。6回の2点適時二塁打を含む2安打2打点でアピールに成功した。

 「序盤は苦しんでいたんですけど、ベンチで投手の特徴を共有しながら工夫して中盤に点数が取れたのでよかったです。(適時二塁打は)前の打者の横山がまわすと言ってくれたので“自分もしっかり打たなければ”という気持ちで打席に立ちました」

 明大は今春のリーグ戦で優勝し、全日本大学野球選手権大会(6月6日開幕、神宮ほか)の出場を決めた。水谷は戦力として貢献することはできなかったが「4年生はとても頼れて応援したくなるチームだった。ベンチに入れていなかったですけど、優勝できて素直にうれしかった。日本一を目指してチーム全体で頑張っていきたいと思います」と前を向く。

 母校の花巻東は今春のセンバツ出場を果たし、春季岩手県大会も優勝するなど躍進を続ける。

 「後輩の活躍は刺激になる。“自分も頑張らないとな”となる。(佐々木洋)監督さんとも連絡をとって“おめでとうございます”と言いました。フレッシュも頑張れと言われました。活躍できたので良い報告ができると思います」

 次はリーグ戦での活躍を母校に届けてみせる。(柳内 遼平)

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2022年5月31日のニュース