エンゼルス・大谷 Bジェイズ・菊池先輩にあいさつしなかった理由は…屋内で体のケアを優先

[ 2022年5月31日 02:30 ]

ア・リーグ   エンゼルス10―11ブルージェイズ ( 2022年5月29日    アナハイム )

<エンゼルス・ブルージェイズ>3回無死一塁、大谷が2打席連続本塁打となる中越え2ランを放ちベンチに迎えられる(撮影・篠原 岳夫)
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 ブルージェイズ4連戦。エンゼルスの大谷は一度も試合前にグラウンドに出ず、花巻東で3年先輩のブルージェイズの菊池へあいさつに向かうことはなかった。ただ、2打席連続本塁打を放っても慎重な口ぶりを続けた態度に合点がいった。直近10試合は打率.188。その間の2登板は勝ち星がなく防御率5.25。右股関節の不安や腰の張りがある中、ベストの状態でプレーできるよう、屋内で体のケアを優先していたのだ。

 ジョー・マドン監督が「同じ故郷からメジャーリーガーになれることは本当に素晴らしい」と感嘆したように、先輩&後輩対決は日米で大いに注目を集めた。次回対戦は8月。次こそ万全の状態の2人がグラウンドで笑い合う姿を見たい。(MLB担当・笹田幸嗣通信員)

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2022年5月31日のニュース