レンジャーズのホワイトが超美技 レイズの崔志萬の左中間への大飛球を好捕

[ 2022年5月31日 13:34 ]

初回、レイズの崔志萬の左中間への大飛球を好捕したレンジャーズのホワイト(AP)
Photo By AP

 レンジャーズのセンター、イーライ・ホワイト(27)が30日にテキサス州アーリントンで行われたレイズ戦で超美技を披露。初回1死1、2塁でレイズの崔志萬(31)が放った飛距離400フィート(122メートル)以上の大飛球を、高さが1・8メートルあるグローブライフ・フィールド左中間のフェンスの上でキャッチして相手の“先制3ラン”を阻止した。

 ホワイトは守備位置から右斜め後ろに20歩下がったあとにタイミングを合わせながらジャンプ。打球はレイズのブルペンには入らず、宙に浮いていたホワイトのグラブの中に収まった。

 しかも9番打者だったホワイトは1―2で迎えた2回、今度は中越えに2号2ラン。レイズのセンター、ブレット・フィリップス(28)がジャンピングキャッチを試みたが、ホワイトとは対照的にボールはフェンスを越えていった。

 ホワイトは前日まで打率・171だったが、この日は4打数3安打2打点。打率は・200に上昇した。

 レンジャーズは9―5で勝って23勝24敗。4月は7勝14敗だったが5月は16勝10敗で、ここ6戦では5勝目を挙げた。

 レイズは3連勝を逃して26勝20敗。ア・リーグ東地区首位のヤンキース(33勝15敗)とのゲーム差は「5」に広がった。

続きを表示

この記事のフォト

2022年5月31日のニュース